令和5年2月14日(火)
2月ももう半ば。一年で一番寒さが厳しく、春の訪れが待ち遠しいこの季節。
1月はお休みだったため、今回が今年初となったカフェ瀬戸の海。今回は昨年開催した玉野市認知症セミナーの第3部シンポジウム「本人が主体で考えられる地域づくり」を鑑賞し、「認知症になっても安心できる地域づくり」について皆さんと一緒に考え、認知症の理解を深めました。
シンポジウムではご家族の体験談から認知症カフェの在り方まで、幅広い意見交換が行われました。中でも丹野智文さんの「もっと認知症の人と話をしてください。」という言葉がとても皆さんの心に響いた様でした。「なんで認知症になったからってデイやカフェで折り紙や塗り絵をしなきゃなんないの?」「何がしたいの?って聞けばいいだけじゃない。」認知症当事者だからこそ説得力のある言葉です。
最後に皆さんでグループワークを行いました。会場は大いに盛り上がり、時間になってもまだまだ話し足りない雰囲気でした。各グループからは様々な意見が聞かれました。イベント終了後、お一人の参加者の方が「私は母の声に耳を傾けていたのかなぁ。もっと母と話をしてみようと思います。」と言われていたのが印象に残りました。今回のカフェが認知症の方と私たちをつなぐ何かのきっかけになればとても嬉しく思います。