満開の桜とともに、新年度が始まり気持ちも新たにしたいこの季節。
今回のカフェ瀬戸の海は、新年度恒例の河口先生による「認知症の理解について」の講演会を行いました。今回も多くの方にご参加いただくことができ、改めて地域における認知症理解の重要性を感じることができました。
認知症の進行が顕著な場合は周りの環境が大きく影響を与えているとのことで、もしも認知症になったとしても、それまでの生活を大きく変えずそっと見守るような対応が望ましいと教えていただきました。
講演後には参加者の皆さんでグループワークを行ないました。各グループも話に熱が入り、予定時間を過ぎても活発に話合いを行なっていました。「優しくしたい気持ちはあるが、現実は厳しいと思う。」などのシビアな意見や、「本人のやりたい気持ちに添うことが一番の近道だと思う。」といった具体的な意見まで、皆さんしっかりと意見交換できたようでした。
| 日時 | 令和6年3月12日（火） 10:00〜15:00 （開催時間内は出入り自由です） |
| 場所 | すこやかセンター（玉野市総合保健福祉センター）大会議室 岡山県玉野市奥玉1-18-5 |
| 参加費 | 200円（飲み物・お菓子付） |
あっという間に２月に入り、寒さが厳しい季節になってまいりました。
今回のカフェ瀬戸の海では、「玉野市認知症ケアパスについて」お話を伺いました。ケアパスは地域で認知症と共に暮らすための道しるべ。今回も多くの方々にご参加いただきました。
今回のカフェには本当に多くの方々にご参加いただきました。地域の認知症に対する意識の高さが伺え、認知症が他人ごとではなく自分のこととして捉えなければならない時代はもうすぐそこまで来ています。
共生社会を目指して、地域で正しく認知症を理解すること。それはそう遠くない未来の自分のためにもなるのではないでしょうか。「認知症になっても安心して住み慣れた玉野で自分らしく暮らし続ける」今回のカフェが皆さんのお役に立てれば何よりです。
