[グループホームこまくさ]12月活動報告

令和2年12月20日(日)

クリスマス&忘年会

今年のクリスマス会も運動会同様、コロナ禍において開催すべきなのかどうなのか判断が難しい所でしたが、スタッフで意見交換し、感染予防に配慮した上で開催することになりました。

今回もご家族には参加をご遠慮していただき、密にならず対面にならないよう席順を工夫したり、イベント内容にも工夫を凝らしました。

 初めは毎年恒例の一年を振り返ってのDVD鑑賞からスタート。この一年コロナに翻弄されたものの、こんな状況の中でも楽しい時悲しい時、その時々で皆さんいろいろな表情を見せて下さっていました。さりげない日常の一コマがこまくさにとっての大切な思い出としてご紹介できたのではないかと思います。


 次は「歌って踊ろう花笠音頭」ということで、題名通りに皆さんで花笠音頭を歌って踊って大いに盛り上がりました。いつも代表して踊ってくださる方も、今日は着物と化粧でバッチリ!踊る姿はまさに現役そのもの、スタッフと息の合った動きで会を大いに盛り上げてくださいました。

 そして次は密にならず皆さん全員で楽しめるものを考えた結果、今年は紅白対抗ジェスチャーゲーム!たくさんあるお題の中から簡単なものから難しいものまで厳選しました。負けた組の代表スタッフには罰ゲームがあるということで「えーっ!」と盛り上がり、皆さんやる気がみなぎります。

 結果は何と同点!なぜか両方の組の代表スタッフが罰ゲームを受けるという流れに…罰ゲームはやはり恒例の顔面クリーム。お皿一杯に生クリームを乗せてお年寄りが代表スタッフの顔面にドン!クリームまみれの顔に皆さん大笑い。

大いに笑った後はサンタさんからのプレゼント。コロナ禍でも今年もフィンランドから来てくれました。

 クリスマス会の後はお待ちかねの昼食タイムです。今年はチラシ寿司とおでん。こまくさのイベントと言えばこれ!という定番メニューです。コロナ禍であっても、定番メニューの変わらないおいしさに何だかほっこりすることができました。

 コロナ禍で生活様式が刻々と変化していく中でも、こまくさの定番メニューのおいしさのように変わらないものもあると思います。それは楽しければ笑い、悲しければ泣くといった心の動きではないでしょうか。このことをDVDの中の皆さんの笑顔やしぐさ、ゲームで大いに笑った姿から気づくことができました。まだまだ見通しがつかないコロナ禍ではありますが、この気づきを大切にコロナ禍を乗り切ってゆきたいと決意を新たにできたクリスマス会となりました。

[グループホームこまくさ]10月活動報告

令和2年10月12日(月)

こまくさ運動会

 今年はコロナ感染症対策のため、毎年恒例のイベントが次々と中止となりました。ご家族に会えない上に外出もできない日々の中、こまくさでできることは何かをスタッフで話し合い、ご家族に参加をご遠慮していただいた上で感染予防にも配慮することで今回の運動会を開催することになりました。

 当日はよく晴れて、外に過ごすのにちょうどいい陽気でした。「暑くもなく、寒くもなくいいね。」と皆さんもリラックス。競技は玉入れとパン食い競争で、どちらもコロナ禍ルールで行いました。玉入れは皆さんが密にならないように、中央に大小のカゴを並べて玉を投げ込み、パン食い競争は今年は手でパンを取ってもよい、など工夫しました。

 結果はなんと同点でダブル優勝!!優勝旗もカップも仲良く一緒に皆さんにお披露目しました。運動会で体を動かした後は「待ってました!」と昼食タイム。今年は夏にバーベキューができなかったので、運動会と一緒にバーべーキュー大会も行いました。

久しぶりに長い時間屋外で過ごしました。いつもとは違う空気の中で体を動かすことで、少しお疲れの表情も見られました。しかしそれは当然のことなのかもしれません。

日頃、リハビリや体操で筋力が落ちないように気をつけていても、自粛生活はじわじわと活動量を低下させています。コロナ禍が一段落したときに楽しくお出かけができるよう、日々の生活の中で体力づくりを続けてゆこうと思います。

いつもとは違う刺激を受け、心と体を動かすことも、生活には不可欠だということを学ばせてもらった運動会でした。